OpenOfficeで24時間の円グラフを作る

OpenOfficeで時間の円グラフを作ろうとしてググっても

エクセルでの作り方ばかり表示されるので、

自分用の覚え書きも兼ねて書いていきます。ちょっと長いですよ。

 

それでは、こういう24時間の円グラフを作ってみます。↓↓

f:id:corona88:20151205200406p:plain

目次

 

 

まず、OpenOfficeを立ち上げて、表計算ドキュメントを開きます。

 

時間・項目の入力

 

お好みで30分単位でも1時間単位でも構わないので、

A列に時間を『0:00』形式で入力します。

f:id:corona88:20151205215146p:plain

次に1行目に項目を入れます。

f:id:corona88:20151205215616p:plain

 あてはまる時間の項目に『1』を入力します。 

f:id:corona88:20151205220647p:plain

『1』がダブってますけど、後ほど説明します。

 

②グラフの選択

 

A1〜E49まで選択し、グラフのアイコンを押します。

グラフの種類で『レーダー』の『塗りつぶし』を選択します。

f:id:corona88:20151205221138p:plain

次にデータ範囲で

『最初の行を項目名に引用』は最初からチェックが入ってますが、

その下の『最初の列を項目名に引用』にもチェックを入れます。

f:id:corona88:20151205221505p:plain

そして完了を押します。

 

こんなグラフができました。

f:id:corona88:20151205222151p:plain

これでは逆向きなので、時計回りに直します。

 

③時計回りにする

 

時間のあたりをダブルクリックすると、X軸の項目を選択できます。

f:id:corona88:20151205222613p:plain

目盛の『逆方向』にチェックを入れます。

 

f:id:corona88:20151205222843p:plain

時計回りになりました。

 

④円の中をすっきりさせる

 

円の内側の線や数字が鬱陶しいので円の中心部分をダブルクリックし、

Y軸を選択します。

※外周の時間表示に手を加えたい場合は、後回ししてください。

 

線の「線の属性-形状」を『なし』にします。

f:id:corona88:20151205223808p:plain

次に、ラベルの「ラベルを表示」のチェックを外します

f:id:corona88:20151205223958p:plain

 

内側がすっきりしました。

f:id:corona88:20151205225245p:plain

 一応、これでできあがりです。

 あと、最初の方で時間項目に『1』をダブって入力したのは、隙間対策です。

ダブらず入力するとこんな感じになります。↓↓

f:id:corona88:20151205225937p:plain

 

 

ここから先は見た目をすっきりさせたい場合の参考にしてください。

30分刻みで作った人は特に、

外周の時間表示が散らかったようになるので直します。

 

⑤標準の時間表示を消す

 

時間のあたりをダブルクリックして、X軸を選択します。

ラベルの「ラベルを表示」のチェックを外します

f:id:corona88:20151205230732p:plain

 

時間の表示を消しました。

f:id:corona88:20151206100621p:plain

 

⑥改めて時間表示を置き換える

 

グラフの周りの白い部分をダブルクリックします。

するとシートタブの下に図形が表示されます。

四角形を選択します。

f:id:corona88:20151205231503p:plain

 

グラフの上にカーソルを持っていき、クリックして右下にドラッグすると

水色の四角ができます。その中に数字を入力します。

f:id:corona88:20151205231934p:plain

 

四角をクリックしたあと、右クリックで線を選択します。

「線の属性-形状」を『なし』にします。

f:id:corona88:20151205232134p:plain

 

OKを押した後、もう一度右クリックをし、表面…を選択します。

「領域-塗りつぶし」をなし』にします。

f:id:corona88:20151205232547p:plain

 

shiftキーを押しながら、置きたい場所に移動します。

 f:id:corona88:20151206101319p:plain

これをコピペし、数字を打ち変え、配置する、を繰り返します。

アナログな作業ですが24まで作ります。 

f:id:corona88:20151206105823p:plain

 

⑦色味を変える

 

飛ばしていた④の作業をして、内側の線と数字を消します。

f:id:corona88:20151206110208p:plain

 

次に円の色味を変更します。

変えたい色の上でダブルクリックします。

データ系列の「塗りつぶし-色」で任意の色を選択します。

f:id:corona88:20151206110719p:plain

 

このやり方で他の色も変えます。

f:id:corona88:20151206111236p:plain

 

⑧グラフに項目名を置く

 

グラフの上に文字を置きます。作り方はと同じです。

f:id:corona88:20151206111739p:plain

仕上げに凡例を消します。

グラフ横の凡例をダブルクリックし、deleteを押します。

f:id:corona88:20151205200406p:plain

完成です!

一度作っておくと項目等を変えるだけで、使い回しが効きますよ。