予防接種と海外旅行保険
セブに行くにあたって念のため予防接種を受けておきました。
学校からの資料にもA型肝炎と破傷風は受けておいたほうがいいと書いてあったのと、留学期間も3ヶ月とやや長めだったこともありまして。
それに一度受けておくと10年間は保つとのことでだったので今後どこか別の国に行ってみたくなってもこれである程度安心です。
予防接種
A型肝炎
A型肝炎は汚染された食物や水を摂取して感染する経口感染がほとんどです。発展途上国は生水が飲めません。シャワーを浴びるときは水が口に入らないように閉じ、歯磨きのうがいもウォーターサーバーの水でやってました。やり過ぎかもしれませんがそのぐらい気をつけていました。
実際、現地の飲食店で出されたお冷を飲んでお腹を壊したという話はよく聞きました。フィリピン人講師ですらお冷は飲まずソフトドリンクを頼んで自衛していると言っていましたね。途上国慣れしている人はある程度耐性が付いてると思いますが、多くの人は日本から来たばかりで体も慣れてないので気をつけた方がいいです。
破傷風
破傷風は怪我の傷口から感染することが多いです。結果的にあまり出歩かなかったですが、もしどこか自然豊富な所に遊びに行って怪我をするというリスクがあるなら受けておいたほうがいいかもしれません。
麻疹・風疹
日本で麻疹(はしか)の感染の報道を度々耳にします。昨年は風疹も流行ってました。ちょうどいい機会だったので、ついでにMR混合ワクチンも受けました。
自治体によって差はありますが、助成金が出ます。将来的に妊娠を希望する女性であるなら、未婚であっても受けられるので。
保健所に行って抗体検査を受け、一週間後に検査結果が出たので受け取りに行きました。その後近所の医院に予防接種を受け付けているか問い合わせをし、ワクチンの取り置きがなかったので取り寄せてもらって打ってもらいました。その時の領収書と抗体検査の結果を添付して助成申請をしました。振り込まれるのに2ヶ月ほど待ちましたけど。
女性だけではなく男性にも公的サービスはあります。
将来的に妊娠を希望する女性の配偶者の場合も、私が受けたものと同様のものを受けられます。(お住いの自治体に問い合わせ下さい)
また単身者の場合、1962(昭和37)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日生まれの男性は風しんの抗体検査及び予防接種が原則無料※です。(詳しくは下記リンクを参照)
思っているよりも深刻な病気なので、該当する方は自分のためにも周囲の人たちのためにもワクチン接種は受けておいたほうがいいと思います。税金も払っていることですし利用できるものは利用しておきましょう。
これはとんでも無い誤解か無知に基づく発言です。
— オタ小児科医 (@otapediatrician) February 19, 2019
麻疹は発症すれば3割が何らかの合併症を来し、4割は入院適応とされます。
麻疹による脳炎や脳症は発症率は高く無いにしろ死なぬまでも重篤な後遺症を残しますし、麻疹による肺炎は途上国なら4%ー10%が死亡するとされ決して軽くはありません。 https://t.co/yqOlNjC2Ht
海外旅行保険
学校から配布された資料にも保険に入るように書かれていました。留学期間が1週間ぐらいだったらクレジットカード付帯のものでもいいかもしれませんが。
長期留学の人の場合、ツイッターやブログを見ると予想外の入院をしてしまうケースがいくつか散見されたので必須ですね。入ってないと費用が高額になってしまいますし。
私は風邪をひいて寝込むことはありましたが、とりあえず病院のお世話になることはありませんでした。
(注意!)提携病院が自分の滞在する国・地域に該当するか確認の上で申し込んで下さい。意外と保険会社によって網羅しているところが違います。
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健康は何物にも代えられません。事前に対策出来るものは準備しておいて、あらかじめ予防しておきましょう。自分に対して少し過保護なぐらいがちょうどいいかもしれません。