派遣法改正案が衆院通過したけども…

派遣法改正案が衆院通過しましたね。

私も専門26業務なので甚大な影響を受けます。

おそらく9月から施行されて、その最長3年後には今の職を失うことになります。

 東京新聞:「生活が…」泣き崩れる傍聴者 派遣法改正案 衆院通過へ:政治(TOKYO Web)

 

政府や経団連に思うことは色々ありますが、

自分にできることは選挙に行くことと、

個人的な不買運動をすることぐらいしかありません。

(自公維に投票した人と選挙に行かなかった人だけに

法案適用してもらえないだろうか。)

 

目の前の現実をどうこれから

サバイブしていくか考えなければいけません。

 

①転職活動して正規雇用を目指す。

複数の収入源を作る。

労働市場からの撤退。

もっとあるかも知れないけど、こんなところで。

 

いやーほんと③を選びたい。

法律ころころ変わるし、落ち着かないし、怖い。

撤退が一番!金あるニート最強!

お金さえあればこれしかないですよ。

…まあ無理ですけどね。ちょっと言ってみただけです。

 

正攻法では①です。

ですが『正社員』ってラベリングしてあっても

中身がブラックだと手は出せません。

求人増えてますけど年間休日86日とかサビ残とか

手取り12万とか書くとキリないけども。

仕事を選ぶなと言うけど労働で病みたくないし、死にたくないし。

そうまでして『正社員』ブランド欲しくないし。

また派遣社員は職歴が多くなりがちなので、

仕事ができる云々よりも職歴の少なさを求める企業からすると

採用は厳しくなるな。

とはいえこんな経営者もいるようです。

blog.tinect.jp

↑こんな会社に巡りあいたい!!

 

さて残るは②です。

仕事の一つを失っても他に収入があれば、

焦ってブラック企業で働かなくて済みます。

うっかり間違ってブラックに入ってしまっても、

辞めることが出来ますし。

いくつかの仕事のうち、上手く稼げるものがあれば

それを本業にできるかもしれない。あわよくば、ですが。

そうは上手くいかないかもしれないけど、これしかないのかもしれない。

1つだけの収入源って今回みたいなことが起こると

路頭を迷いかねないですから。

いかにリスクを分散するか。投資と同じですね。

 

 

それにしても派遣法って改正する度に

どんどん改悪していく面白い法律ですねー。(白目)

これが他人事で済むならどんなによかったか。

ただ今回の派遣法改正は、政府にとっては前哨戦で過ぎません。 

彼らが本当に手を付けたいのは

『残業代ゼロ法案』や『金銭解雇制度』などが本丸だから、

自分が仮に正規雇用だったとしても、そうおちおちとはしていられないと思う。